nakoの日記

俺の話を聞いてくれ

東京で生きるということ

 「東京で生きるということは、電車が時間通りに来ないことを見越して生活するということです」、みたいなニュアンスのことを文章表現の先生がおっしゃっていた。

 

 遅刻は授業開始30分後まで認め、それ以降の遅刻は欠席扱いとする。ただし、公共交通機関の遅延等による遅刻は認めない。そういう話の付近で出た言葉だった。

 

 実家から東京にある大学に通い(片道2時間近い)、東京での過ごし方にぐだぐだ悩み、雨宮まみ『東京を生きる』を買おう買おうと思って1ヶ月経った(金欠です)自分にとって、なんだかその言葉は金言のようにも思えた。よくわかんないけど。

 

 大学に通い始めて2週間弱、あんまり東京で過ごすのに慣れていない。まず人が多すぎるし。

 

 「居場所を作ろう」、「逃げ場を作ろう」と自分なりに心休まる場所を探す旅をしている。現時点の「逃げ場」(≠居場所)は大学の図書館2階、マクドナルド、サイゼリヤ、ガスト、ブックオフ、空いてる時のスターバックス、くらい。ほぼチェーン店じゃねえか。特に図書館の居心地は良くて、電源タップとWi-Fiが無料開放してある。タダで電源とWi-Fiを使っていいという点であらゆるチェーン店を凌駕するコスパを叩き出している。まあ学費年間100万くらいなんだけど。それを計算に入れるとあんまり得はしていないかも。

 

 図書館の居心地は確かにいいんだけど、授業時間になるとオンデマンド授業を受講しようとする学生でごった返して、なかなか席が取れなかったりする。これも対面とオンデマンド授業を複雑に組み合わせる大学が悪いんだな。

 

 

 最近、寝る前と起きた直後くらい、ずっと「うわー」とか「あー」とか喚いて鬱になっている。原因はきっと単純で、片道2時間弱ある通学のせい。3月は夜中にランニングすることを習慣化できていたのに、電車に揺られる時の足の疲労が酷すぎたのか、軽くジョギングするだけでもふくらはぎのあたりが酷く痛む。なのでランニングもできていない。運動を急にしなくなったストレスも鬱の原因かもしれない。昼間大学で過ごすときは気分はウキウキしているのに、電車に乗って家に帰ったら呼吸をする肉塊になってしまう。「明日も1限だ.......」と言っている自分の目はきっと虚ろなことだろう。

 

 こういう時は責任の所在を自分にすると苦しみのループが始まってしまうので、他責思考をフル活用してストレスの軽減を図っている。この苦しさの原因は1限があることであって、長い通学時間はあまり関係ないかもしれない。そうだ。1限対面必修を週に3日も入れてくる大学が悪いんだ。せめてこれが2限スタートであったなら、もっとぐっすり眠れただろうに......。

 

 大学が苦しみの原因でしかないな。楽しいことあったっけ。(あります)

 

 320円で食べれた激安油そばとか、色々あったと思うんだけど......。

 

 色んなものから逃げ回ってもしょうがないと学んではいるんだけれど中々やめられない。これはクズと呼ばれる人間の性質なのかもしれない。

 

 でももし住む場所、眠る場所が大学のすぐそばだったなら僕の睡眠時間はざっと3時間は増えるわけで。その3時間を何か別の活動に使ったら苦しみは消えるはずで。

 

 東京に家を借りよう。同じ高校から同じ大学学部に進んだ友人と一緒に住もう。半々で家賃やればなんとかなるだろ。という浅い思考で友人に「一緒に住まないか?」とメッセージを飛ばした。返事はすぐにできないらしい。1週間の回答期限を設定した。来週の月曜日まで。どうなるんだろうな。

 

 金。今抱えている苦しみの全てが金で解決出来る気がする。かさむ教科書台とか飲食費とか、家を借りるお金とか。金があれば余裕ができて、時間ができる......そんな神話を18歳にもなって信じている。どうなんだろう。ほんとうのことは。どこにあるんだろう。

 

 明日も1限がある。対面必修。課題やってないな。最悪電車の中でなんとかするか。......こういうタスクの「最悪」を計算して最悪までやらずなんとか間に合わせるのを6年間くらいやってきている。良くない。本当に良くない。最高最善最良から始めたほうが絶対生産的で楽しい。それができないのはもう病気なのか。習性なのか。

 

 1週間カフェイン抜き生活をしている。いつから始めたのかわからないけど、今日で5日目くらいだと思う。もちろん好きなコーヒーは飲めない。こうやってサイゼリヤに来てもソフトドリンクで粘っている。いつもならコーヒーをガブガブ飲むのに。

 

 依存対象を急にぶっこ抜くと何が起きるかわかったもんじゃないので、無印のカフェインレスコーヒーは1日1杯までおっけーにしている。これも逃げ場だ。

 

 だから街で見かけてふと入りたくなる喫茶店にも入れない。コーヒーしかドリンクが無かったら死ぬしかないからだ。あと2日経ったらどこか喫茶店に入ってコーヒーを飲んで時間を潰してみよう。行きたい喫茶店の写真ばかりがカメラロールに溜まっていく。

 

 ああ、苦しい時間がやってきた。18:45。家に近いサイゼリヤでぽちぽちキーボードを叩いている。脳が現実から離脱して、何にもできなくなる感覚。うあー。早く家に帰って奨学金の手続きをしなくては。とっくに仮の締切は過ぎてお情けの締切を掲示されているんだぞ。それで振込が5月に遅れて苦しんでいるんだぞ。

 

 つまるところ自業自得では?自分が自分を1番不幸にしている。幸福を規定してその真逆が不幸らしいみたいなこと、中島らものエッセイ集に載ってたよ。図書館から借りて1週間経っても読み切ってないけど。

 

 あと全休がない。必修がバラけて月〜金まで毎日ある。土曜日に体育が滑り込まなかったのは幸運だと思うけど。これも苦しい原因のひとつ。

 

 サークルどうしよう。バイトどうしよう。お金どうしよう。住む場所は?考えることがつらい。選択がつらい。考えるべきことを減らそう。そうして自分で自分に責任を取ろう。それが自由ってことだと思うから......。自分を殺さないと......。

 

 「雨の日だって楽しいことはあるのに」ってセリフが新世紀エヴァンゲリオンのTV版最終回にあるけど、本当か?気圧の変化で頭が痛いだけではないのか?いいことなんてひとつもないよ......。

 

 早く自宅通学を終わらせないと。何だっていい。余裕を作るんだ。考えて動く余裕を。何にも余裕がない。金も時間も脳内リソースも、何にも。

 

 うわああああああああああああああああああぐああああああああああああああああうおおおおおおおおおおおおおおおあいうえおああああああああああ

 

 人生をやりたいって言って3年経った。高校を卒業した。それで?

 

 もう積み重ねることが病的にできないなら積み減らすしかない。自分にある有限のリソースを切り売り、量り売りするしかない。

 

 サイゼも混んできた。そろそろ出よう。

情報系寄りの商業高校生が3年間で取得した資格・検定試験一覧

 こんにちは。過去現在未来の全国の商業高校生のみなさん、元気ですか。私は元気です。

 

 本記事は、こちらの記事に多大な影響を受けています。是非こちらもご一読ください。

 

aoblue.hatenablog.com

 

 

 先輩マジリスペクトっす。

 

 また、本記事は私が商業高校生として過ごした2018年から2021年3月までの情報だということを念頭にお読みください。2021年度からの具体的な試験制度改正等には触れておりません。

 

 

 

 不純な動機で入学した商業高校だったが、それでも商業高校関連で頻繁に語られる「資格試験」については力を入れて過ごしてきた。

 3年間の軌跡を時系列で列挙した後、実施団体や科目ごとに分類して振り返り、3年間の墓標としたい。

 

 

 

 

 

1年生

9月

全商 英語検定試験3級

 人生で初めて受けた検定試験。全商というのは「全国商業高等学校協会」の略で、商業高校の元締めみたいな存在。全商検定と呼ばれる検定試験の合格が授業内で度々目標として掲げられる。

 

 この「全商英検3級」は、1学年全員が揃って受験することになっていた。正直中学3年生レベルといった具合で、受からなきゃヤバい。たぶん公立の高校入試より簡単だと思う。

 

 私の学校の場合、受験番号がクラスの出席番号ごとに連番に割り振られていて、かつ合格した人の受験番号をプリントした紙を廊下に貼り出すという仕組みだったから、落ちた人、つまり受験番号の記載の無い人は連番から逆算され落ちたということが一瞬でクラスに広まる。余程のことがない限り落ちることはない。不安だったら過去問題が全商協会のホームページ上に載っているので、それを何回か解くと良いと思う。

 

全商 情報処理検定試験3級

 

 科目「情報」の授業はこの検定に向けて調整されたプログラムだった。

 

 内容は非常に簡単。筆記部門と実技部門があって、筆記部門は簡単な情報技術に関する用語やエクセルの関数について問われる。

 

 実技部門は作成条件が書かれた紙をベースにエクセルで1枚のシートを作っていく作業。授業中に先生がちゃんと時間を取ってくれれば簡単。

 

ITパスポート試験

  2018年に受けたので、現在みたくIoTや数学分野が頻繁にプッシュされていなかった。私は情報処理部というひたすらに情報系の検定試験の勉強をする部活に所属していたので、なんなく合格することができた。

 

 過去問をWeb上で演習できる「過去問道場」というのがあって、ひたすらこれを周回していると合格できる。というのも、ITパスポート(Lv.1と定められていて、この先にLv.2の「基本情報」とか、Lv.3の「応用情報」、Lv.4の「スペシャリスト」とかがある)からはじまる情報処理技術者試験は過去問の流用が非常に多いので、過去問を暗記しておけば合格の6割まで辿り着くのは簡単だからだ。とりあえず過去問道場をやりましょう

 

 ITパスポート試験はCBT方式といって、パソコンで受験する。結果は見直し無しで765/1000点だったと記憶している。見直しをすればもっと点が取れたと思うが、受かっている確信があったので早めに切り上げた。

 

11月

日商簿記検定3級

 授業「簿記」の中で受験した。私の学校では1年生の2学期から、全商簿記を受験する「全商班」と日商簿記を受験する「日商班」に分かれる。

 ちなみに全商班に行くメリットはほとんどないと思っている。何故ならその後日商班は全商も受験するから(後述)。

 

 結果は一問ミスで98/100点だった。週5、つまり平日毎日ある授業をきちんと受けていたので、きちんと受かった。授業で出る課題をちゃんとこなしていけば着実に身につく。

 

 商業高校の最大の特徴はたぶん「簿記を学ぶ」ことなんだろうけど、なんといっても簿記(後々「会計」へと進化する)は小中じゃ全く触れない分野と構造で、しかも最初に学習する「仕訳」とか「資産/負債」とか「費用/収益」だとかが全体の根底にあるから、最初に一度つまづくと中々得意になるのが難しいと思う。

 

 私も最初はわからないところが増えていって、「何がわからないのかわからない」という無知の無知を晒していたが、簿記部(簿記を専門的に学習する部活。私の高校だと日商簿記1級とか税理士の簿記論とかに受かってる人がいた)の友人に教えてもらって以来得意になった。とにかく簿記に関しては簿記部の人と交友を深めておくのが大事だと思う。

 

 (担当の先生ガシャに失敗したな、と思ったら前述の通り簿記部の人に頼ってもいいし、スタディサプリには日商簿記の講座があるので、それも検討すると良いかも)

 

 あとこの本おすすめです。現代の会計制度ができるまでの歴史がざっと学べます。

 

 

 

12月

全商 英語検定試験2級&1級

 9月に受けた全商英検の上位級。いわゆる「ダブル受験」というやつで、時間帯が違う級、具体的には隣り合っている数字の級を同時に受験することができる。結果としては2級は受かって1級は落ちた。2級の点数は覚えていないが、1級はあと数問で合格だったと記憶している。1級はのちに受ける「ちゃんとした英検」こと実用英語技能検定の準2級よりは難しくて2級よりは簡単なイメージ。

 

 ちなみに全商協会が発表している統計によると1級の合格率は平均して10%前後。おそらく9月の受験回は夏休みが明けてすぐにやってくるから対策をせず落ちる人が大半だと思う。偏差値50くらいの商業高校に通っていたが、受けるだけ受けて落ちる人間というのは少なくなかった。怠惰な人間はたくさんいたほうだと思う。これが商業高校の特性かどうかは知らない。(最近思いついた商業高校の仮説に、「商業高校生片親多そう」というのがある。詳細は語らない。)

 

 

1月

全商 情報処理検定試験2級(ビジネス情報部門)

 受験したら確実に合格したと思うが、インフルエンザで休まざるを得なかった。しかし実際検定に落ちたから授業の評定が下がるなんてことは無かったので、「まあ2級だしいいか」という気持ちで休んだ。難易度としては情報の3級から覚えることが少し増えたくらい。

 全商2級の使い道はあんまりない。専門学校で学費が10%割になるとかくらいしか知りません。他にも有意義な使途があれば是非教えてください。

 

 

 2年生

ここからは怒涛のスケジュールだったので覚悟して読んでいただきたい。

 

4月

基本情報技術者試験

 ITパスポートの項で語った情報処理技術者試験のLv.2。基本情報技術者試験(以下、「基本情報」)からは、午前試験と午後試験に分かれて、それぞれ2時間30分の試験時間内に選択式で回答する。雑で申し訳ないが、これも過去問道場を周回することで合格することができる。やっぱり過去問からの流用がとんでもなく多いので。

 

 勉強時間は毎日の部活の活動時間から捻出した。ITパスポートに合格してから顧問の先生が基本情報の午後問題の解説をするようになったので、そのときにソフトウェアやハードウェア、ネットワークあたりの範囲の解き方をきちんと覚えた。試験一か月前になってやっとアルゴリズムとデータ構造、それから擬似言語の演習を繰り返した。一か月でもきちんと演習をすればアルゴリズム周辺は問題ないと思います。

 

 近年CBT化をしたり、シラバスや得点配分が変更になったりしているので、自分はもはやあまり助言をする立場ではないかもしれない。受験する場合は、受験した人とか先生に詳細を話を聞くといいと思う。

 

 

 

6月

実用英語技能検定準2級(一次試験)(本会場)

 一般的な英検のほう。高校生レベルの試験。通っている高校で受験できる「準会場」というシステムがあったのだが、部活動の大会のスケジュールの都合で本会場での受験になった。準会場の場合だと当日普段通っている高校に行くだけで済むので交通費がかからなかったり、いつもと同じ環境で落ち着けたりするのもメリットだと思う。

 

 が、本会場だと近場ではない大学が会場に指定されていることもあって、準会場とは違って交通費もかかるのがネックだ。大学のキャンパスを体験する受動的な機会という面が私は好きだったが。

 

 近年はCBT試験も別枠で実施されているので、これももう老人の戯言かもしれない。何か受験をするなら、直近に受けた同級生や先輩の話を積極的に聞くことをお勧めする。商業高校生が集うネット上のコミュニティでの質問もアリだと思う。TwitterとかLINEのグループチャットなんかもあります。

 

秘書検定2級

 落ちた資格試験。ほぼ何も学習しないで突っ込んだのが敗因だと分析しております。この時無駄な検定は受けないようにしようと誓った。

 (最近インターネットで話題になってましたね)

 

全商 珠算電卓実務検定試験(電卓)(普通計算・ビジネス計算)

  不合格。説明がとても面倒な試験制度なのだが、まず普通計算部門とビジネス計算部門に分かれていて、この両方に合格すると「1級取得」になる。そして「1級取得」にも計算器具によって、電卓での合格で1級ひとつ、そろばんでの合格で1級ひとつ、という認定になる。説明が面倒すぎる。自分で調べてください(投げやり)。

 

 いわゆる円マーク(¥)を毎回数字の頭に書く必要があるのだが、円マークをずっと「Y」と書いてしまっていて、30点とかで落ちた。すごい情けなかったし、同時に受験して合格したクラスメイトから未だにイジられる。来年リベンジすることになる。

 

7月

実用英語技能検定2級(二次試験)

 二次試験では本会場や準会場というくくりはないので、一次試験を通過したらどこかの大学や専門学校の会場に行かなくてはならない。これに関してはYouTubeにたくさん面接の解説があるのでそれをチェックすると良いと思う。帰りに同じ級を受験していた先輩と食べた野菜マシマシのラーメンが美味しかった。

 

全商 ビジネスコミュニケーション検定試験

  全商の中でもかなり謎な検定。いわゆる全商○冠にカウントされる「1級」ではなく、受験者数もかなり少ない謎の存在。筆記試験と面接がある。筆記試験は秘書検定の問題を少し簡単したくらいの難易度。面接は過去問をチェックしていただきたいのだが、簡単な質問(高校生活で一番頑張ったことは、とか、最近気になっているニュースは、とか)をされ、面接官二人から最低評価(CC)を受けなければ合格。もうほとんど記憶にない。唯一覚えているのは席次だけ。

 

9月

全商 英検検定試験1級(2回目)

 昨年12月に不合格だった試験のリベンジ。2年次になって英語を他のクラスよりもきちんと学習する授業があったので、それのおかげで86点くらいで合格した。やはり過去問演習が良い。リスニング音源も公開されているので、それもしっかりやると良い。全商英検1級は「全商推薦」と呼ばれる大学入試制度においてある程度重宝される。全商推薦の説明は面倒なので、知りたい場合には進路指導部が発行している資料を見たり、進路担当の先生に質問すると良いだろう。

 

全商 情報処理検定試験1級(ビジネス部門、プログラミング部門)

  ビジネス部門で1級取得、プログラミング部門で1級取得。プログラミング部門が中々の鬼門。過去問演習で合格する。書くべきことがあまりない。

 

10月

実用英語技能検定2級(一次試験、本会場)

 準二級と言いたいことは同じです。単語帳を回して過去問を解きましょう。英検協会が過去問を数年分HPに公開してくれてます。

 

 

応用情報技術者試験

  ITパスポート、基本情報技術者試験、に続く、情報処理技術者試験のLv3に位置付けられている試験。以下、応用情報。

 

 四択の午前問題と、問題を選んで選択+記述式で解答する午後部門があり、両部門7割以上の得点率で合格。

 

 午前問題は基本情報のそれと少し異なる箇所がある。具体的には、誤答選択肢がものすごく”答えらしく”なる点。基本情報では使えた雑なテクニックで太刀打ちできなかったりする。

 

 例えば、基本情報では”SCM”が答えになる問題の誤答選択肢が”QOL”,”POS”,”PKI”で、応用情報なら”SQL”,”PCM”,”SCP”みたいな感じ。IPAからの「どうだ?それっぽいだろ?」という圧を感じられる問題になる。

 

 また、 応用情報の午後が難しい理由は、記述式という解答方法にある。全部が全部記述式というわけではないが、記述が占める配点は5割くらいはあると思う。ここで、基本情報では問われない「記述式の部分点をもぎ取る文章力」が必要になる。

 

 私は午後問題の過去問演習を1セット(2時間30分)解くのを1週間くらい続けてなんとか65点で合格した。応用情報は合格した際の特典が多くて、一橋大学商学部社会学部の推薦入試の出願条件を満たせたり、専門学校の学費(施設費以外)全額免除なんていう使い方があったりする。情報処理系の部活に入った場合は、とりあえず応用情報まで目指してみるのがいいと思う。

 

 

 

全商 会計実務検定試験(財務諸表分析、財務会計

  全商の検定の中でもかなり難しい検定。まず三部門に分かれていて、財務諸表分析部門、財務会計部門、管理会計部門からなる。このうち二つの部門に合格すると「1級取得」となる。

 

 問題の難易度としては日商簿記2級~1級くらいの難易度で、そこに更に全商簿記1級の財務諸表分析の延長の要素が入っているような感じ。

 

 2年生のこの時は財務諸表分析と財務会計を受験した。結果は財務諸表分析だけ合格だった。

 

 財務諸表分析は過去問を数回やることですぐにコツをつかんで合格点の70点以上は安定したが、財務会計部門は日商簿記2級の知識からステップアップしようとするとなかなか苦戦した。当時2級の範囲外だったキャッシュ・フロー計算書や、全然知らない範囲(リース、減損、等々)の膨大さに打ち勝つことができず、財務会計部門は不合格だった。この1週間前に応用情報を受けていたこと、翌日に修学旅行が控えていたことが不合格の原因だという分析もある[要出典][誰によって?]。

 

 

 

11月

実用英語技能検定2級(二次試験)

 準2級と言いたいことは同じです。

 

日商簿記検定2級

 2年生の授業「財務会計」と「原価計算」の時間で目指した検定。週7時間くらい前述の授業があったので、授業中にしっかり演習をこなして、試験1か月くらい前から過去問題や予想問題を解いた。しっかり授業中にやる、という原則を意識していれば落ちることはないと思う。最近は炎上するような問題ばっかり出してくるが、越えてはいけないラインはちゃんとわかっているのか、炎上する問題以外の問題をきっちり抑えていれば合格はできる。

 

 CBT化については詳しく知らないのですが、聞いた話によるとCBTのほうが問題が簡単らしいです。なんなんすかね。

 

 映画『花束みたいな恋をした』でも劇中に出てきましたね。医療事務への転職のために絹が対策してました。そんな有用か?なんて思ったりしちゃいましたけど。

 

全商 ビジネス文書実務検定試験(文書部門、速度部門)

 文書部門と速度部門に両方合格すると「1級取得」となる。文書部門は常識問題を選択で問うてきたり、一般的な漢字の読みを答えたりする「筆記問題」と、エクセルで指定された文書をゼロから作成する「実技問題」とに分かれる。筆記問題は一度も対策しなくても合格できるので気にしなくてよいと思う。実技問題はタイピングの速さと慣れでしか合格できないので、過去問をひたすらやってみるべき。ちなみに全商検定の模擬問題があるが、あれは出ないような問題をひたすら出して何の価値もないので、こと全商検定に限って言えば過去問のみを演習することをお勧めする。

 

 速度部門はその名の通りタイピングの速度が求められ、1級の場合10分間で700文字をタイプする必要がある。これもタイピングの速さと慣れでしかない。寿司打をひたすらやりましょう

 

12月

TOEIC 

 言わずと知れた英語試験。商業高校で受験する人は少数だと思うので、あまり書くような内容がない。

 

 銀のフレーズ金のフレーズを少しだけ回して、模試を一切解かず受験することになった。

 

 得点は565点だった。リスニングの方が得点率が高かったように記憶している。

 

 この点数は英語担当の先生から言わせれば「英検2級を取ったばかりにしてはいいほう」らしい。まあ、商業高校なんてそんなもんですからね。

 

1月

全商 簿記実務検定試験1級(財務会計原価計算

  全商の、簡単な方の簿記の検定(難しい方は「会計実務検定」)。授業をきっちり受けていれば簡単だと思う。満点賞があるのだが、惜しくもそれぞれ1問ずつ間違えてしまった。過去問を何度もやっていれば点取れます

 

2月

全商 商業経済検定試験(マーケティング、経済活動と法)

  「1級取得」になるためには、「マーケティング」、「経済活動と法」、「ビジネス経済A」、「ビジネス経済B」、いずれかの科目のうち2科目取得する必要がある。私の学校ではマーケ(「マーケティング」の略)、経法(「経済活動と法」の略)がよく受験されていたので、それに倣ってその2科目を受験した。

 

 どれだけ自信がなくとも過去問を5回ほど解けばコツをつかんで合格すると思う。過去問をやりましょう

 

 

 

 3年生

 COVID-19が引き起こした休校やらその他イベントの中止による無気力感であまり結果が残せていない。

 

6月

全商 珠算・電卓実務検定試験(電卓)(普通計算・ビジネス計算)(2回目)

 1年前落ちた試験のリベンジ。今度はきちんと円マークを書いて、90点台で合格できた。語るべきことがない。

 

 

実用英語技能検定準1級

 不合格。実用のほうの英検。一次試験で合格点に100点足らず落ちた。もう少し真剣にやっていれば合格していたと思う。あんまり対策にも身が入らなかった(休校期間というのも理由にあるかもしれない)。

 

10月

全商 会計実務検定(財務会計管理会計)(2回目)

 今度は管理会計も受験した。財務会計は去年と同じように過去問演習をしていたが、管理会計は本当に何の対策もしていなかった。結果は、無対策の管理会計だけが合格点の70点でぎりぎり合格した。ひどい逆転現象もあったもんだな。

 

11月 

全商 珠算・電卓実務検定試験(そろばん)(普通計算)

 不合格。全商9冠(1級を9種取得すること)を目指していたので受験を決めたが、そろばんの練習がつらすぎて何もせず受験日を迎えた。当日に受験しても合格しないだろうという確信があったので会場に行かず昼に起きた。1,000円の受験料を無駄にした。そろばん未経験者が高校生の貴重な時間を割いて練習するものではない。全商9冠もあんまり価値がないと思う。

 

 

 

種別ごとに合格した資格試験まとめ

 

全商(全国商業学校長協会主催全商検定)

8冠

 英語

 情報処理(ビジネス情報部門)

 情報処理(プログラミング部門)

 ビジネス文書(文書部門、速度部門)

 簿記(財務会計管理会計

 商業経済(マーケティング、経済活動と法)

 珠算・電卓(電卓)

 会計実務(財務諸表分析、管理会計

 

その他全商

 ビジネスコミュニケーション

 

日商簿記検定

 日商簿記検定3級

 日商簿記検定2級

 

情報処理技術者試験

 ITパスポート

 基本情報技術者試験

 応用情報技術者試験

 

実用英語技能検定

 実用英語技能検定準2級

 実用英語技能検定2級

 

不合格

 秘書検定

 英検準一級

 珠算電卓(そろばん)

 

最後に

 以上です。全商1級は8つ取得、日商簿記検定は2級と3級、情報処理技術者試験はLv1〜3、実用英検は準2級と2級、という結果になりました。

 

 これらの資格試験を活用していくつかの大学の公募制やAO入試を受験するも全部落ち、最後には資格試験が全く評価されない一般入試を受験しました。最終的な進路から逆算すると、これらの資格試験はほとんど役に立たなかったことになります。

 

 ガクチカを喋る時は資格関係だけで5個くらい話せる内容ができたので、入試対策の面接練習の時はよく資格をネタに喋ってました(まあ結果面接で落ちたんですが)。

 

 春から商業高校生という人、あるいは資格どうしようとか悩んでいる人がきっとこの記事を読んでいると思います。

 

 ただしっかり理解して欲しいのは、資格試験はあくまでも手段であるということです。

 

 基本的に受験する資格試験は

 1.授業やカリキュラムの都合上、半強制的に受けることになる

 2.進学・就職において有用そう(あるいは必須)だから受けることになる

 3.時間と金を無駄にする道楽

 

 の3つに分類できると思います。

 1と2は「手段」の為に受験しますが、3は受験そのものが目的になってしまっています。それが悪いとは言いませんが、時間は有限です。もっと身のあることをしましょう。例えば、どんな形であれ大学進学を考えているなら、共通テストの国数英できちんと点を取れるくらいの勉強をしておくといいと思います。他にも、進路についてたくさん調べるとか。自分で自分の道を選びましょう。

 

 また、私の思想が多分に入っていますが、全商9冠に固執するのはやめましょう。進学に役立つのは6冠あたりまでです。そろばんに時間をかけるのは本当に時間の無駄だと思います(経験者や珠算部にでも所属していない限り)。

 

 春からは某私立大学に所属することになります。あまり資格試験に出会わない生活を送りたいですね。では、対戦よろしくお願いします。

 

 

 

 

その他の記事

 卒業

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 入試への愚痴

nakorightnovelvirtual.hatenablog.jp

 

 

卒業

 卒業しました。流れる季節の真ん中でふと日の長さを感じます。

 

 自分の気持ち、それから変化は、もうしばらく秘めていようかなと思います。きっと対外的なしきたりや礼儀と内面的なイニシエーションの経験は違うものだと思うから......。

 

 今日は卒業式が終わったあと、概ね昨日立てた計画の通りに行動できた。スピーチ、先生方への合格報告行脚、寄せ書き、とかを終えて、東京へ繰り出した。

 

 青春18きっぷがあると、自分が無敵になれた気がした。駅員に「お願いします」と非常に便利な日本語を告げきっぷを見せるだけで駅に入れる。そしてどこまでも行ける。この万能感たるや。しかも僕はひとりで行動したので4回分残っている。春先まで、あと4回もこの万能感を味わえるのだ。入学式もこれを使ってしまおうか。

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 適当な駅を目指し、適当に降りようと思った。なんといっても乗り降りし放題なんだから。

 

 高校での思い出の場所を巡った。2年生の時に部活の全国大会があった場所。受験し、一度落ちた大学。友人が就職する職場(?)。

 

 いちばん移動と滞在に時間をかけたのは調布駅だった。『花束みたいな恋をした』の、一応の聖地巡礼の拠点と言ってもいいかもしれない。

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 駅から歩いて、多摩川を見た。川はいい。人間は海から始まり、川に住んだのだ。川。やはり川だ。若干の磯臭さがあった。塩気があった気がする。気のせい?

 

 フォロワーさんの写真の構図を真似するように、景色を撮った。

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 写真を撮ったら満足して、駅へ戻ろうと思った。途中にブックオフがあった。どこかで誰かが「ブックオフに行けば街の生活がわかる」みたいなことを言っていたので、ブックオフに寄った。店内は結構広かった。やっぱり、商業高校を経験したので、こういう本屋に行ったらまず資格試験コーナーを見てしまう。結果、センター倫理、政治・経済の過去問を買った。220円。なんで?

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 そして新宿に行った。ドコモタワーの写真を撮った。なんだか異世界に行けそうな気がするな。

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 あとは新宿御苑の周りを歩いた。そうして帰った。さらば、東京。

 

 さらば、高校生の自分。さらば、制服。さらば、検定試験にまみれた3年間。ありがとう。そうしてさようなら。

 

 おめでとう、ありがとう、さようなら。このステップを踏んで、皆何かを後にするのだ。さようなら。

 

 一日中、朝、起きた時から家に着くまで、ほとんどずっと宇多田ヒカルの『One Last Kiss』と『Beautiful World - Da Capo Version』を聴いていた。聴かなければならないような気がした。でもやっぱり愛の話をしている。うむ。そんなものかもしれない。世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

 

 Beautiful Worldのアレンジのベースが気持ち良すぎる。私が卒業の日に語ることは、これがすべてです。

 

 たぶん、これから、きっと、何か大事なことがあった時には、『深夜高速』『Funny Bunny』『One Last Kiss』『もどかしい世界の上で』『東京』(くるり)『未来になれなかったあの夜に』あたりを聴いていくと思います。今は不思議と、未来が楽しみです。

 

 おめでとう、自分。ありがとう、みんな。さようなら。

 

 

 

 "Everybody finds love In the end"—宇多田ヒカル桜流し

高校卒業前夜

 明日、3年間通った高校を卒業する。無様で不純な動機から受験を決めた高校だった。今クールやってるアニメの原作のライトノベルが置いてあるから、なんて、10人いれば9人くらいは「お前はまちがっている」と指を刺してきそうだ。けど、明日、卒業する。

 

 卒業前夜に摂取したものは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で、これがなかなか、高校の卒業式という通過儀礼を目前にした自分には、なかなか刺さるものがあった(映画を観る前にサイゼリヤで、太宰治『正義と微笑』を途中まで読んでいたことが鑑賞の姿勢に影響を与えたかもしれないことを書いておく。)。

 

 シン・エヴァの若干のネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 

 シン・エヴァは、まあ、やっぱり通過儀礼の話のように感じられて、「大人になれ」「労働をしろ」「愛を知れ」なんていう「現実見ろよ」なメッセージを感じ取った。もちろん「さよなら」な話でもあったわけだけど。(途中自分はドラッグをキメながら観ているのか?と思ったりしたが)

 

 

 

 最近、身の回りのすべてが愛についてうるさい。皆どんな形であれ愛を語ってくるのだ。恋愛、親愛、家族愛......。敬愛、慈愛、愛情......。自己愛、兼愛、隣人愛......。しかもそれらは一様にそれら自身を堅く支持し、讃える。「アイとはスバラシイものなのだ!トウトイものなのだよ!キミもどうだい?」と語りかけてくる。うるさい。放っといてくれないか。

 

 よくも飽きずに数千年もこのコピペをしているな、人類。一番擦られているネタは愛なんじゃないか。

 

 愛に疲れている。恋をする体力も無くなってしまった。熱が音もなく引いていった。どこにも情熱が向かない。朝起きるのがしんどい。文字を読むのがつらい。新入生とのつながりで「タメ口でいい?」に対する返信を考える時間が、苦痛だ。俺は今ニセモノ敬語(敬語のふりをした文面)、インターネット敬語(インターネットで多用される敬語っぽい何か)を用いることであなたとの距離をはかっていたのだ。

 

 "まとも"な人間か?距離の詰め方は?過去、集団でどういう立ち位置で、どういう経験と思想からその文面を作っているんだ?

 

 そういう、独善的に他者を明確に、主体的に評価していく自分にも疲れる。道化に成り下がって楽になるべきなのだ......。

 

 あと今日は、部活動の後輩がいわゆる「送る会」を開いてくれた。後輩からのメッセージが書かれた色紙を貰った。現・部長、それから顧問の先生方からのことばももらった。この学年なら大会でいいところまでいけると思ったこと、コロナで大会群が中止になったのは運命みたいなものだと思うしか、ないこと......。

 

 もう、何も感じなかった。ただひたすらに空虚だった。卒部の感想は、頑張れた頑張れなかったではなく、なにもなかったに集約される。心が動かなかった。大会は楽しみだった。間違いなく、燃え尽きる予定だった舞台。無くなってしまった舞台。もう、何も......。

 

 後輩に残した、あるいは遺したものは、出席率の低さだけだ。怠惰な部分を継承させてしまった。きっとこの部活はあと3代で潰れる。大した結果も出せない。もう、いいです。僕は今後、二度とこの部活の未来について考えたくありません。

 

 明日はどういう1日を送るだろう。計画では、親に1万円程融資をいただいて、青春18きっぷを購入し、そのうちの1枚で登校し式を終え、おそらくあるであろう卒業のスピーチ(教室でクラスメートと先生相手にやるやつだ)に苦しみ、皆の寄せ書きに自分の電話番号を書きまくり、大学に合格したことをお世話になった先生方に報告し、誰とも一緒に帰らず、誰とも遊ばず、最後、高校生活のサボりの中心であったベンチに腰掛け、缶コーヒーを啜る。これで私のイニシエーションを終了させる。

 

 そうしたら快速に乗って東京に出て、巡りたい街を巡り、でっけー本屋で月ノさんのノートとレポートや論文についての本を購入し、横浜駅へ行く。東京湾沿いを40分くらいかけて歩き、山下公園まで行ってみる。時間に余裕があれば、熱海まで足を伸ばして駅前の足湯に浸かるのもいい。きっとこの旅は自由だ。

 

 

 

 

 

 「大人になれ」「労働をしろ」「愛を知れ」。これらはもしかしたら、"まとも"の条件なのかもしれません。これらを満たすことで人間性を更に獲得、または恒久的に維持することができるのではないでしょうか。

 

 ならば僕は、明日、形式的な大人への宣言を、個名の時の返事に乗せることになります。卒業という通過儀礼に対して。高校生に縛られた自分からの独立宣言のように、返答として唯一許された「はい」の二文字を告げることでしょう。

 

 燃やさなければいけません。すべて。愛も恋も心も、すべて。万物に火をつけるんです。放火魔になるんです。そして、燃える様を見届けるんです。でも、最後の最後には潔く捕まるんです。そうして人生を終わらせるんです。私は明日、人生の一部を終わらせにいきます。さようなら。

 

「#春から〇〇」に相次ぐいいねの波は居酒屋のキャッチーに話しかけられるのに似ている

 そんな気がしませんか。

 

 自分という存在ではなく、「通りすがりの歩行者」/「〇〇大学の合格者」というだけである程度の興味が寄せられていて、一定のアクションが自分に伝わってくる。

 

 「数打ちゃ当たる」原理を自分に適応されている感覚がする。別にそれが気に食わないわけではないが(自分もよく人にしてしまうし。)、うーん、今フォローしていく人の中に仲良くなる人がいるんだろうか。

 

 ......と考えたところで、自分の中・高の交友関係の30%くらいはTwitterが占めていたことを思い出した。連鎖的に中学時代のTwitter上での黒歴史をフラッシュバックしてしまったのは精神衛生上大変良くないが。

 

 振り返ってみれば自分の半生を語る上でTwitterはもはや必然的に登場するコミュニケーションツールだ。とりあえず同じ学校らしい人をフォローして、そこから仲良くなったことは何度もあったではないか。何故その体験を大学入学前になって忘却しているのか。キラキラ大学生への反抗心か。あるいは単に大学生活に希望が持てていないからか。

 

 ただここ数ヶ月、正しくは入試1週間前くらいから何にも身が入らないのは事実だ。正直言うと入試対策なんてせず共通テストまでの1週間を過ごした。やったことといえばkindleでセールだった小説を一気読みしていたのと、シャニマスをプレイしていたくらいだ。ああ怠惰。

 

 

 コロナ禍の大学生活を約1年経験した先輩が「Twitter以外をきっかけに大学の友人ができることはほぼなかった(ので大学アカは有用)」とツイートしていらっしゃったので、まずは悲観的にならず運用していこうと思う。

 

 とりあえず大学用のアカウントはフォローとフォロワーを増やして自分の環境作りに勤しんでみることにする。Twitterはキミだけの理想のタイムラインを作るゲームだから。(でも最近は"枠珍"とか"普通の日本人"とかで検索して地獄を覗いている。ミイラ取りがミイラにならないことを祈っていてほしい。)

 

 https://open.spotify.com/track/2zrZfVd4NWMHrNFiQC4kME?si=LhAeCxZeTy-HlGwgMe5ygw

 

 tacicaの「HALO」を聴いて1日を過ごした。

 

 "又性懲りも無く目指しちゃった

  アナタからは只遠退く日々

  先送りになる安らかな眠り"

 

 という歌詞が、どうにも自分の胸に突き刺さっている。ここ最近は目指す道標もなく自堕落に過ごしている。高校生活で輝いていた瞬間の自分は確かに存在したはずなのに。目指さなくても距離は遠くなっている。

 

 僕は死ぬように生きていたくはない......。

テステス。マイクテスト。

あーチェックマイクテストえーこんばんは時刻は全然記録されてなくて

ああこんにちは谷です谷ちゃんちと音声入力でブログを書いてみようと思います本日はお日柄も良くないんですけどまぁ雨なんですけどめっちゃ雨の匂いするんですけどまぁノアがちっちゃくなってるすごいすねなんかニュアンスが寝違いますかねTSUTAYAとですよね音声入力していきたいなんて思うわけですがこれは買ったぞ多分5分で分けていくことでちゃんと音声入力が確定してこっちになるんじゃないわからんけどキャラ的行みたいな口なんて言う所上行さんみたいな早口でめんたリストダイゴみたいな超早口で言うともしかして音声認識がメニューんじゃないかなって思ってるんですよねついてきてますね全然ねあのもうよくわかんないんですけど早くしたほうがいいのかなあって入力がつるちゃんじゃないかなと言う心配もあるんですかね駅前にやばい人がいるっていう話なんですけど間行とか電車とか過ごせてやばいやばいってことねあんま対応するべきではないと思うんですけどまぁ見るじゃないですか1人でぶつぶつ言ってたりする人が周年でワイヤレスイヤホンで標準装備に、スタンダードに、開封キャラみたいなそういう存在になってるじゃないですかで電話もLINEとか最近のクラブハウスがあって通話の難易度っていうかハードルがねどんどん下がってるなぁなんて思うんですけどそんな中ワイヤレスイヤホンで強い人ってまさかいると思うんですけど僕もその1人になるんですがこの場合何が起きるかってその1人ぶつぶつ1人でねなんというか話しかけているというか独り言をしていると後は普通にイヤホンで会話をしている人との違いがだんだん初見でわかんなくなっているんだよねまぁわかったところで何かアクションを起こすとかねそういうわけじゃないんですけど辺なんかはっきりしないよねこれが優先イヤホンだったら通話するんだなぁってわかるんですか僕は今八幡中でもないですね9時2つ目は道路らへんはありますか

 

(ここで手記は途切れている)

 

 

 

解読ver.

 

 あーチェック、マイクテスト。えーこんばんは。時刻は全然記録されてなくて(ここで音声入力が途切れる)

 

 あ、あ。こんにちはnakoです。谷じゃないんですけど。

 

 音声入力でブログを書いてみようと思います。本日はお日柄も良くないんですけど、まぁ雨なんですけど、めっちゃ雨の匂いするんですけど。

 

 「まぁ」の「ぁ」がちっちゃくなってるの凄いですね。なんかニュアンスがね、違いますからね。

 

 (TSUTAYAとですよね、はなんて言ったか全然覚えてない) 

 

 音声入力していきたいなんて思うわけですが.....。

 

 これわかったぞ、多分文節で分けていくことでちゃんと音声入力が確定してこっち(こっち、が何を指しているのか不明)になるんじゃない?わからんけど。

 

 某ゆきみたいな、なんていうかひろゆきさんみたいな早口で、メンタリストDaiGoみたいな超早口で言うともしかして音声認識がついて来れないんじゃないかなって思ってるんですよね。

 

 ついてきてますね全然ね。あのもうよくわかんないんですけど、早くしたほうがいいのかな。あって入力がつるちゃんじゃないかなと言う心配もあるんですかね。(ここは謎)

 

 駅前にやばい人がいるっていう話なんですけど。駅とか電車とか居すぎてやばい......やばいってことをあんまり連呼するべきではないと思うんですけど、まぁ見るじゃないですか1人でぶつぶつ言ってたりする人が。

 

 ここ数年でワイヤレスイヤホンが標準装備に、スタンダードに、配布キャラみたいなそういう存在になってるじゃないですか。

 

 で、電話も、LINEとか最近のクラブハウスがあって通話の難易度っていうか、ハードルがね、どんどん下がってるなぁなんて思うんですけど、そんな中ワイヤレスイヤホンで通話する人ってまあいると思うんですけど。

 

 僕もその1人になるんですが、この場合何が起きるかって、その1人ぶつぶつ、1人でねなんというか話しかけているというか、独り言をしている人と、後は普通にイヤホンで会話をしている人との違いがだんだん初見でわかんなくなってるんですよね。

 

 まぁわかったところで何かアクションを起こすとかね、そういうわけじゃないんですけど、この辺なんかはっきりしないですよね。

 

 これが有線イヤホンだったら通話するんだなぁってわかるんですが(ここで音声入力が途切れる)

 

 (その後しばらくして)僕は今、そう見られるかもでもないですね。9時27分に道路らへんを歩いてるんですが。

大人の階段のーぼるー/大学合格

 「大人の階段」と「大人エレベーター」って、どこか強い対比関係にありそう。階段とエレベーター。一段一段腕を振るように足を上げるのと、電力やら滑車やら、人類みんなの営みの果てに、ありがてーことにおんぶに抱っこで上下移動できる文明の力。

 

 https://nakorightnovelvirtual.hatenablog.jp/entry/2021/02/13/234213

 

  昨日、生きるとか死ぬとか苦しみとか救いとか、そういうありきたりな話を、脳みそからテキストに引っ張り出した。

 

 その原因は、昨日から見て今日、バレンタイン・デーという商業主義万歳なイベントと同時開催の、大学入試の合否発表があったから..................(3点リーダ症候群)。

  

 端的に言って、落ちると思っていた。自己採点をしてる最初も最初は、やったー評論文ワンミスーなんて喜んでいたんだけど、小説がボロボロだったり、超安直な誘導に乗れなかったことが発覚したり、掛け算ができなかったり。本番中、暖房のおかげで酸素濃度が低くなって、脳が全然働かない中聞き流したリスニングがボロボロのボロ雑巾だったり。結果共通テストで7割4分しか取れなくて、これは中々厳しいラインだった。

 

 さらに、受験してから発表まで1ヶ月もあったのも心が弱りに弱った原因だった。試験を終えて久しぶりに学校に出席して、自己採点シートを埋めている時に胸が締め付けられるような感覚がした。この感覚があとひと月続くのか、と思った瞬間、これまでに感じたことのない恐ろしすぎる孤独感が私を襲った。その孤独感を紛らわすようにひと月弱何もしなかった。

 

 落ちたらどうしよう。併願校に出願しなければ。その二次試験の科目も調整しないといけない。私の将来。未来。安寧はどこへ?

 

 結果、何にも出来ず、ふと登校の会話中に思いついて帰りに映画館に寄ることにした。見る題目は何も決めずに、ふらりと行ってみた。

 

 上演まで時間があって、でも暇の潰し方にバリエーションがなくて、映画館のフロントあたりでスマホと睨めっこして、飽きて、一蘭に行って、インターネットで噂になっていた「しあわせ〜〜〜!!」なる歓迎の挨拶を受けた。何が幸せだよ。静かに、揺れない海の中でチャルメラの音を聞いて麺を啜るのが我々の幸せではなかったのか。幸せとはなんだ。

 

 替玉まで食べ終わって、適当に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観た。少佐のよくわからん主張で(もはや記憶にない)、これはダメだ、合わない、となって、中盤あたりからどうでも良くなっていた。でも京アニの努力はまじまじと感じられた。頑張れ。頑張れ。

 

 共通テスト前は1月頭からずっと休んでいて、クラスの人間関係のゴタゴタが無秩序の極みまで辿り着いているのを知らなくて、だからめんどくせー女絡みの案件に首を突っ込んでみて、併願の準備もしないで何をしてるんだ、俺へのリターンは何だ、時間の無駄ではないのか、などと思ったりした。

 

 結局それから何もする気が起きなくて、例年の夏休みみたいに過ごした。昨日は落ちる恐怖に押しつぶされかけ精神の不調を招いたが、地震で精神的恐怖が吹っ飛び、かつ眠気も消えて、合格発表の時間まで起きようとしていた。しかし発表の45分前に眠ってしまった。

 

 2時間ばかり闇に沈んで、うとうとと起きて。左手にスマホを持って、中々開かない顔面認証を突破して。前日のうちにホーム画面に貼っつけていたアイコンに触れて、浮かび上がったページで学部と入試方法を選んで。ぶわっと現れる番号の羅列を一瞥して、ささっとスクショして。カメラロールに追加されたその画像をお気に入りに加えて、以前に撮っていた受験番号の写真と比較する。

 

 一瞬で、一連の動作だった。寝起きで働かない脳みそだったからか、何にも考えずにただやるべきことをやった。落ちるとか受かるとか、幸せとか未来とか、生きるとか死ぬとか、この瞬間だけは永遠にどうでもよくなった。まるで生まれた時からこの動作をするのを仕組まれていたかのように。

 

 ディスプレイとタッチパネルと集積回路スティーブ・ジョブズ無線LANと有線の銅線。ポート番号80。いや443だった。2進数の世界が今日も忙しなく動いている。回っている。私の周りをぐるぐると。

 

 辿り着いた。

 

 累計17.9年間の人生でいちばん、1番超然的な存在でいられた瞬間だった。ニーチェ的な超人ではなく、私が規定する、超人。万物のしがらみから解放、あるいは開放された状態。これが自由か?

 

 胸の高鳴りはすぐにやってきた。ある。私に配られた、5桁の番号が。

 

 あの時———、一度目。今相対してる大学のはじめての受験。合格発表を同じようなWebページで見た瞬間。唯一、受験者の中で唯一私だけが奈落の底へ落っこちた瞬間。落ち着き払った血液が首を駆けて脳と心臓をえいえんにシャトルランしている冷えた音色。

 

 現実を疑って、その後授業中にも関わらずトイレに駆け込んで2、3回確認した。見間違いかもしれない。ほら、私は頭が悪いから。数字を見間違えたり、ページにミスがあったり。何かないか。何か。何か。

 

 https://nakorightnovelvirtual.hatenablog.jp/entry/2020/12/24/193231

 

   あぁ落ちている。よし、落ちた。次。共通テスト。回想終了。

 

 

 

 

 あの時とは違った。二度目。並んでいる番号は下2桁が連番ふうにはなっているが、ちょこちょこ抜けている。落ちている人間がいるのだ。あのときの私のように。けど、今回は?

 

 受かっている。受かっている。胸の高鳴りは月にタッチして帰ってきた軌道をグラフ化したように、上って、下がって、そうして地平線みたいな落ち着きをみせた。

 

 安堵。次に襲ってきた感情の名前。

 

 興奮じゃなかった。安堵。落ち着き。冷静。

 

当時のツイート

 

 

 報告。報告をしなければ。まず、この日を待っていた親に。真昼の12時に横になって眠っている、休日のこの人に。

 

 捜索。探さなければ。郵送で届いた、私の受験番号が書かれた、大学入試に限っては最後にして欲しい、私の主キー。現物の5桁。私のゴケタ。

 

 どこだ。あった。ファイルから取り出した封筒から1枚の紙を取り出す。ある。一見すると適当な数字。普段なら100000種あるうちの1つとしか思えない5桁の数字。

 

 今はこの数字の意味がわかる。Web上で見た連番モドキの数字たちによって。これが学部コードで、これが学科コードで、これが、連番で......。

 

 一枚のスクショから唯一無二の数字を探す。ある。やはり私の目にはあるように見える。本当に?勘違いではないか?

 

 他人の目だ。他人の目が欲しい。今は心の底から渇望している。見てくれ、この数字と数字を。あるだろ。あるよな。俺、受かってるよな。

 

 これ見て。完璧に綺麗な三つ折りの折り目を広げて拡げて、私の主キーを親に見せる。

 

 これも。あなたの金で買ってもらったiPhone11Proも。その画面。スクショを限界まで拡大して、私の5桁を見せる。

 

 

 

 

 

 他人に観測された。数字の一致。アラビア数字たちは私を指し示している。受かったのだ。

 

 それからは、知人に連絡した。全員もう進路先が決まっている人だった。最初に電話をかけたアイツは声を荒げて喜んでくれた。

 

 お世話になっております、私ですぅー。本日はちょっとご報告がありましてぇ......。まあ端的に言うと......。「春から同じ大学に行こう。」

 

 

 返事は。

 

 

 ええっ、マジかよ!?

 

 

 

 決まった。やったぞ。最高に気持ち悪いセリフ。たかが人生の、たかが大学受験。セブンティーンの終わり。安堵から溢れでたキモいセリフ。私史(わたし)キモ語録全集が出るなら表紙にデカデカと載せてやる。

 

 一度目に受けた入試で、私とは違ってきっちり受かったのがコイツだった。面接の帰りに一緒に麺も啜った。マックにも行った。結果は向こうが勝ち、そしてこちらの負け。

 

 それから、若干の話しかけづらさを彼に持っていた。私からは話しかけることができなかった。向こうも積極的には話しかけてこなかった。いや、今思えば、何も言ってくれなかったのは憐憫だとしても、その環境はむしろ生きやすかったかもしれない。でもたかが大学入試で友情が消え去るのも嫌だしさ。ああ、取り戻せた。

 

 じゃあ、春からよろしく。そんなありふれたハッシュタグみたいな言葉で電話を切った。

 

 あとは、親の奢りでマックを食べたり、中学時代のLINEグループに報告したり。受かった実感はもうなくて、たびたび数字を確認しては、本当に?と疑問符を浮かべたりしていた。2時間周期で。サイゼでエスカルゴを食したりした。エスカルゴのオーブン焼きおいしいよね。

 

 音楽を流した。歓喜の歌。いまはタイミングばっちりに喜べる。

 https://open.spotify.com/track/64GSD8fGGhOkz5F9XVd5Xx?si=O3o2YxDLTgW5aMHhCXrvdA

 

 あとは、深夜高速(フラワーカンパニーズ)。

 https://open.spotify.com/track/3fN6gHG7zhlrt15hnkVGFz?si=xLPGG81ITxGmlKRbWa8kBA

 

 当時のツイート

 

 

 Funny Bunny(covered  by evergreen nerd

 

 俺の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないよな。今日くらい、「みなさんのおかげでした」、なんて使い古された言葉を胸に秘めて、「俺だ、俺なんだ、頑張ったのは。俺が合格したんだ」、って、独善的に孤独に馬鹿みたく誇っていいよな。

 

 

 

 

 

 

 一通り流したい曲を掛け終わって、知人への連絡も終わって。ああ、今日はいい日だ、なんて。

 

 これで終わり。1日の終わり。2時間しか寝ていない1日の。アドレナリンは今世紀最高に放出している。眠れそうにない。だけどおしまい。魔法は解けて、また1日が始まる。だから、この話はおしまい。

 

 最後まで読んでくださってありがとうございました!これからの私の活躍にご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、一点だけ、これは書かなくてはいけない。

 

 安堵だったのだ。合格した時の感情が。

 

 去年、じゃなくて一昨年の冬。情報処理技術者試験の合格発表。高2で受けた、応用情報技術者試験の合否。

 

 この時は、自己採点をして、なんとか受かっていると言えなくもないかもしれない、くらいの感触だった。その時の自分は今よりも遥かにポジティブで(ロ○ランドにハマっていたからかも)、だから仮に落ちているとしても虚勢をはろうとしていた。

 

 どうだった?って聞かれたら、0秒で「受かったよ」と返す。虚言でも言葉はエネルギーをもつ。そのエネルギーが偽物のジシンを支えてくれる。偽物は本物になる。本物のジシンを持てる。なんて思って、合格発表へのエンターキーを押した冬の放課後。よろしくお願いします。

 

 ギリギリもギリギリで受かっていた。とても他人に自慢できるような点数じゃない。けど、受かった。

 

 同じ試験を受けた友人も受かっていた。この時はお互いに合格だったんだな。

 

 その時の感情の名前は、間違いなく、興奮。

 

 床にぶっ倒れて、ひどくうるさい胸の鼓動を無視して、友人と近くの公園まで走った。情熱だ。情念だ。燃えていた、あの瞬間。

 

 

 

 じゃあなぜ今回は安堵だったんだ。興奮が第一に訪れなかったのは何故か。これはずっとずっと考えなければならない、私の命題だ。登らなければならない階段。エレベーターじゃたどり着けないその場所。

 

 ああ、明日からは、もっと考えるべきことが増える。頑張ろう。頑張れ。