nakoは生きものだ

消費者、日記

何があっても辞めるな、と監督は言った

真剣にやってみるぞと思うたび真剣に向き合うことのコストを実感する。あるいは苦痛とか負荷とか。なぜか寝れず徹夜で大学に来て履修を決めてみて、まっとうな大学生みたく振る舞っている。いや周囲に友人らしき人影が見当たらないのはまっとうではないですね。しかも留年が確定している、というより、去年の段階で四年生を2回やることが確定していたので、まっとうでもないし、真剣でもない。責任者はわたしです。

 

急に大学に来て急に履修を組み始める。正常に戻ったかと言われると微妙で、つまりこれは躁転みたく、溜まり溜まった負のエネルギーが爆発してまるで元気があるかのように見える振る舞い、かもしれない。そもそも寝ようとしても眠れずもういいやと徹夜を決め込んで始発で家を出るのも何かがおかしい。何かがおかしいけれど家を出れたし、満員電車に立ちながら、こくりこくり気を失いながらなんとか大学まできたわけです。まずはそのことから始めませんか。ひとりでベースブレッドを貪りながら100円の紙パックのオレンジジュースを啜る昼食だって全く間違いではないわけです。むしろ健康的な食生活だと思いませんか。ビタミン。ビタミンですよ。オレンジ100%。100%はいいですね。

 

久しぶりにiPadのGoodnoteを起動したらアプリ内課金を求められた、ナメてんのかテメー、と思いつつ、これまた真剣に課金を検討する。Evernoteもそうだったけど、これはあれだ、いつものパターンですね。最初は赤字でも無料でサービスを提供していって、途中から有料になる、いつものパターン。利便性に金を払え、でなければ帰れ、と。ははあ、しかも買い切りじゃないんかい、なんだライセンスって、この世の悪ですよ。ふざけたビジネスモデルもダークパターンも行動経済学もくたばれ。行動経済学は結構くたばってるな。(よくみたら買い切りバージョンもあった)

 

オプショナルな苦しみ、と、村上春樹は言った。いや本当はあるランナーが。いや苦しいものは苦しいですよ。現世は苦なり。起きてるのか寝てんのわからんくらいには。......いつからこうなんだ!

 

そういえば昨日は2万歩くらい近所を歩いていたけど、足に豆ができるまで歩く引きこもりもなかなかどうかと思う。普通に汗をかくし、息も切れる。最近はまたスクワットにハマっていて、風呂に入る前にざっと100回やっている。やっぱり身体的なフィードバックはいいですよ!「わからせられている」感がある。つまり自分というのはものすごく矮小なしょうもない生き物なんだけど、ものすごく矮小なしょうもない生き物の話をしましょう、ということです。魔法のように事態が好転することもないわけですし、いや躁転する場合もあるかもですが......。

 

とにかくカフェインとアルコールを抜くところから始めたい。ポルノを抜くのは難しすぎる。一番簡単なドーパミンの摂取だ。ローコストすぎる。でも最近は......コーヒーは摂ってないけど紅茶は飲んだ。ミスドの紅茶は結構いける。そういえばあんなにドーナツって高かっただろうか?100円あったら......はマックだけど、その笑顔120円とか言ってなかったか。いや、原材料費と運搬コストとコストとコストと戦争の話ですね。

 

100万ドルの夜景があったとして、それが日本にあったとして、ここ2年くらいで価値が日本円で3割引くらいにはなってるのかなあと思う、100万ドルの景色を評価する際に、その景色は絶対100万ドルと評価されるのか、それとも時価で評価するのか、どっちなんでしょうね。──どうでもいいです。